「なぜ?」を問う、学びを!

北山ひと美

松山 尚寿  和光中学校・高等学校 校長

あなたは学校に何を期待しますか? あなたにとって学ぶということは、どんな意味がありますか?中学生活を終え、高校選びをするにあたり、ぜひ立ち止まって考えて見る価値があります。

和光高校は、教育方針のひとつに「個性の尊重」をかかげています。一人ひとりの生徒はそれぞれ違ったよさを持っているのだから、他人が優劣をつけたり自分を卑下したりしてはいけないという考え方です。この一人ひとり違ったよさに磨きをかけ、さらにのばしていく営みをするところが学校なのです。

食事と睡眠で身長が伸びていくように、人は学習を通じて心と知性を豊かにしていきます。つまり学習することなしにヒトは人になれないし、幸せになることもできないのです。そういう意味で学習することは権利なのです。

しかし自分の殻に閉じこもったままでは、学習することはできません。自分の外の世界に目を開いて、たくさんの人びとと関わって生きていく、つまり学習することなしに私たちは成長できないのです。

外の世界に目を向けるということは、辛いことでもあります。紛争やテロにふりまわされて傷ついた人々や、貧困に苦しむ人々に関心を寄せることはとても勇気がいることです。

しかし勇気をふりしぼってそこに目を向けると、自分の中にいろいろな疑問が生まれてきます。「なぜ、人々は憎しみあうのか?」「どうしたら、お互いに手を取りあって生きていくことができるのか?」次から次へと疑問が湧いてきます。こうした疑問や問いが自分の中に生まれていくことを、和光高校では「学び」「学習」と呼んでいます。

和光高校の授業では、こうした生徒の疑問に教師が解答を与えて、テストで計るというようなことはしません。生徒同士の討論や発表、フィールド・ワークを通して自分の頭で考えることを大切に、授業を進めます。答えはひとつではないのですから。

あなたも、和光高校で心身ともに大きく成長するこの大切な時期を過ごしてみませんか?ぜひ、足を運んで和光高校をじっくり観察してみてください。あなたの学校に対するイメージが大きく変わること、間違いありません。


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